(Sさん、東京都在住・20代)
学生時代に見た同時通訳者の姿に憧れ、プロを志して通訳者養成スクールを卒業。
しかし、すぐには仕事が見つからず、見つかっても会議の隅でメモを取るだけなど、もどかしい下積み時代を経験しました。
知人の紹介でキャタルの案件に参加し、現場のフランクで楽しそうな雰囲気に衝撃を受けました。
パートナーの通訳者の頼もしさと、クライアントからの信頼を目の当たりにし、「ここで働きたい」と強く思いました。
経験が浅くても、実力と意欲を伝えれば、積極的に挑戦の機会を与えてくれます。
現場で一緒になった先輩から、具体的で的確なフィードバックをもらえます。改善点が明確になるので、次に活かしやすいです。
難しい案件でも一人で抱え込まず、コーディネーターや他の通訳者とチームで課題解決にあたる文化があります。
国内で初めて許認可の降りたIR(統合型リゾート)開発案件。アメリカの大手リゾート会社からのCEO来日に伴い大阪出張を含めて同行通訳。関連省庁との面談やゼネコンとの打ち合わせ。PRイベントでの挨拶など多岐に渡り通訳を努める。
大手北欧の家具メーカーの新シリーズ発表会にて、海外から来日したデザイナーの通訳を担当。プレゼンやゲスト(セレブリティ)とのトークセッションでは同時通訳。その後のメディア取材では逐次通訳で担当。
フルタイム同様にハイペースで働き、1日に複数の案件に入ることも。月の平均収入は70万円。
7:00
起床・朝の準備。経済ニュースや業界紙に目を通し、その日の案件に関連する情報をインプット。
10:00
【リモート通訳】クライアント(外資系IT企業)の定例会議。新サービスの日本展開に関する議論で、逐次通訳を担当。
12:00
昼食。午後の案件に備え、資料の最終確認。
14:00
【現場通訳】都内のイベント会場へ移動。海外アーティストの来日記者会見で、ウィスパリング通訳を担当。
17:00
業務終了。パートナーとして一緒に稼働したキャタルの先輩通訳者とお茶する。今日の現場で難しかった点について相談し、具体的なフィードバックをもらう。
19:00
自宅で夕食。リラックスしながら、趣味の海外ドラマを観てリスニング力を維持。翌日の資料を確認して勉強。下訳を作成するなど準備をする。